山河草木

特に目的もなく、誰にともなく、雑記帳のようなものです。PCやデバイスの話題が主になると思いますが、他のことにも触れるかもしれません。

アクティビティ

初めから入っているApple Watchのアプリの中で、iPhoneだけではできない何かを実現しているのはアクティビティアプリくらいです。iPhoneを肌身離さず持っていることを前提にすればApple Watchなしでも同じような機能を実現することはできたと思います。しかしApple Watchは寝るとき以外はほとんど身につけているように考えられており、腕時計とアクティビティトラッカーの機能を兼ね備えています。

アクティビティアプリの機能は、ムーブ、エクササイズ、スタンドという3つの観点で動作を活動として評価してくれます。

support.apple.com

ムーブ

ムーブは特にどんな動きかにかかわらず、加速度センサーで検出した動きから消費カロリーを推定して集計しているようです。そのため、もし狭い範囲にとどまっていても、何かしら腕が動いてさえいればある程度数値は上昇します。例えば狭い家の中の家事だけでも、300kcalくらいの数値になることは珍しくありません。座って腕の動きのある遊びをしているとかなり数値が上がっていたこともありました。反対に、ワークアウトでもしなければ短時間で大きく数値を上げるのは難しいような気がします。毎日トレーニングを欠かさず行いたいような人は、この数値を高めに設定しておくとよさそうです。

エクササイズ

エクササイズは早歩き以上の動きをしている時間を計測すると書かれています。実際ある程度の距離を歩いても、普通に歩いているだけではこの数字が全く変わらないことがありました。かなり意識的に大股で早く歩くと、確実に計上されるようになります。通勤では電車の前後10分ずつ、往復合計で最低40分は歩いているのですが、人混みなどでゆっくり歩かざるを得ない部分もあってかこの時間全部が計上された日はほとんどありません。これのために歩くときは早足を心がけるようになり、天気の良い休日には散歩をするようになりました。しかし実は自宅で仕事をする日が多く、あえて散歩などに出かけないと30分の目標に全く達しないことになってしまいます。

スタンド

これは少なくとも一分間立って動いていた一時間(毎時00分から60分間)を数えます。親切にも、毎時50分になったときにもし一分も立って動いていなければ、立ち上がって動くようアドバイスしてくれます。この立って動いているという検出の条件が少し厳しく、立ち上がるという動作と移動距離も見ているのではないかと思います。オフィスでは自席から立って給茶器まで歩くと一分未満でも達成したことになりますが、自宅だとコーヒーを汲んで席に戻るくらいでは反応してくれません。10メートルくらい歩けば達成しているようです。自宅で隣の部屋との間をうろうろ歩いてもダメなこともあり、50分に通知を受けて慌てて動いてみても達成できずということが時々あります。なんとなく、立ったり座ったりを繰り返すほうが検出されやすいような気がしています。

いずれも、デスクワークの合間や一日のちょっとした機会に意識して大きな動きをすることで活動量を多くすることに貢献してくれていると思います。本当は昔やっていたようにバーベルやベンチをトランクルームから出してワークアウトしたくて、早くそうできるよう日々の動機付けにApple Watchを活用しています。