山河草木

特に目的もなく、誰にともなく、雑記帳のようなものです。PCやデバイスの話題が主になると思いますが、他のことにも触れるかもしれません。

Microsoft Office Premium

ついに日本でもMicrosoft Office製品のサブスクリプションが発表されました。

 
Office 史上最高におトクな Office 誕生 - Microsoft Office

 注目すべきは、日本市場向けにカスタマイズされたプリインストール用のOffice Premiumライセンスです。これまでのライセンス範囲に加えて、ライセンスとセットで購入したPC上で使う限り将来にわたって最新バージョンに更新することができます。しかもOffice 365 Soloと異なり、バージョンアップだけならサブスクリプションを更新しなくても権利が残ります。PCの性能が必要十分に達しつつある今、かつてほど頻繁にPCを買い換えることがなくなっていることを考えると、かなり思い切った変更だと思います。

 

また、サブスクリプションには1TBのOneDriveストレージがついてきます。Offeice 365 Soloの場合でもOneDriveで追加容量を購入するより単価が安く、今年値下げしたGoogle DriveDropboxとほぼ同じです。Office製品にOneDriveストレージが付属するという形式ですが、OneDriveの容量追加で無料でOffice製品を使用できるという捉え方をする人もいるでしょう。しかも、プリインストールのOffice Premiumライセンスでは、年間5800円で更新し続けることができるというのが重要です。大手のオンラインストレージサービスでは最も低価格になるのではないでしょうか。

 

これらを考慮すると今から10月17日までの間に、旧プリインストールライセンス付きのPCを買うのは大損ですね。ところで同じくプリインストールのOfficeがPremiumに変更されるSurface Pro 3の、既存ユーザーには救済措置はないものでしょうか。